About

将来の自動車のエネルギー効率,乗り心地,走行安定性などの性能を飛躍的に向上するための革新材料の研究開発が行われています。機能のみならず品質(劣化など)も高いレベルで要求される革新材料をスピーディーに開発することがこれまで以上に求められている中で,材料開発を従来の経験則やトライ&エラーだけに頼っていては,この期待に応えることはむずかしくなっております。

そこで,電子・原子・分子スケールまで踏み込み”モデル化”(材料モデルベース開発:材料MBD)することで根本のメカニズムから機能をコントロール可能にし,自動車の性能向上(商品力強化)を目指す事が必要となってきました。(図1)。

本研究室ではこれらのことを目標に、共創の場(アンダーワンルーフ=共同研究講座)で複数の材料専門家の技術を統合し,計算科学・モノづくり・分析解析・評価計測の4つの材料基幹技術をシームレスに繋いでイノベーションを継続的に共創する体制で研究開発を実施しております。

具体的には,計算科学(第一原理計算,古典力学計算など)と実験(分析,有機・無機合成,物性評価・計測)の両輪で,自動車の要求性能(熱マネージメント,NVH,軽量化,環境エネルギー,デザイン)を支える材料機能(熱伝導率,tanδ,強度,活性化エネルギー,光学特性)をモデル化し(図2)、物質に起こる変化や現象を効率的に最適化する事を目指しています。

図1

図2